怒るドクター

今日、朝から母の鼻血が止まらず、近所の耳鼻科に行った時の体験です。

DR : どうしました?

母 : 鼻血がとまらないんです。

DR : お薬手帳をみせてください。
   ‥‥あ~こんな薬のんじゃって。
   信じられない‥‥。


母は脳梗塞と眼底出血の治療として相反する薬を服用しています。血液サラサラ効果のある薬と、血液凝固作用のある薬です。つまり、血が固まらないようにする薬と血を固まらせる薬です。

ここ数年の間、脳外と眼科の先生方と相談しながら、母本人も家族も様々なリスクを納得した上でこの治療を続けてきました。

が‥‥、

それをピシャッと頭ごなしに否定されてしまい、ビックリしました。


お医者さんは物凄い勢いで怒りながら話続けています。


母はキョトンとして何も話せず、ただじっと診察台に座っていました。


‥‥で、わたしは‥‥

この先生はなんでこんなに怒ってるんだろう‥。

と、考え出しました。

‥‥

Dr : 最近、この薬を本当にたくさんの人が飲んで鼻血を出してるんだよな~。これじゃ~血が止まるわけないよ~。


どうやら、鼻血の患者さんは母だけでなく、しかもやたら多いようです。

Dr : 鼻粘膜の動脈から出血してますから、止まらなかったら電気レーザーですよ。そうなったら、うちではできませんから、大病院に行ってください。


症状は軽いようでも、どうやら深刻なようです。ちょっと調べてみたのですが、高齢者の鼻血は30分以上止まらない場合は救急車を呼ぶ必要があるそうです。重大なことを伝える手段として、先生は怒りを選択したのかもしれません。

アレルギーの症状も見られるようで、抗アレルギー剤を処方していただきました。

帰り道、母は‥

『こんなに怒られたことないから、怖かったわ~。』

と一言。そして、わたしは‥

『そうだね~。本当に怖かったね~。でも受診して良かったね。今の症状がはっきりしたからね。』

それでも母は‥‥

『そうね。来て良かったわね。でも本当に怖かったわ。こんなこと初めてよ。』

‥‥それに対し‥‥

『お母さんはいつも怒る側だから怒られることほとんどなかったからね~。今日は怒られる側の気持ちも体験できたね~。』

‥とわたし。


最後に母は‥

『そうね。初めての体験だったわ。これからは怒る時は気をつけようかしら‥‥。』


夕方になって鼻血はようやく落ち着いたようで、今夜はもう外出しないで済みそうです。


実は‥今日の診察前、待合室で母と一緒にゆるしについての本を読んでいました。今回の体験のテキストになったのかもしれません。

今日は鼻血騒動の一日でしたが、ゆるしについて親子で学び始めた記念日にもなったような気がします。


でもやっぱり、年老いた母にはちょっと酷な体験だったかな。

明日になったらさらに回復してますように‥‥。

祈り
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by growinghearts | 2008-02-23 02:26 | 体 験